かかった費用の自己負担は、保険の種類や所得・年齢によって異なりますが、 原則１割から３割が自己負担です。

●医療保険：年齢に関係なくご利用いただけますが
65歳以上の場合は、介護保険が利用できない方や特定の疾病の方となります。
●介護保険：要支援・要介護認定を受けている方のみです。

【費用の自己負担例】
訪問看護ステーションからの訪問看護で、 1回／週、1時間／回の訪問看護（加算料金なし）の場合
【介護保険（1割負担）】
【医療保険（1割負担の場合）】

令和1年10月 1日～
たとえば．．．
月4回の負担金 4,540円月8回の負担金 7,924円

（令和元年12月現在）
※負担割合や金額は制度の改正等で変更されることがありますので、詳細はお問合せください。

かかった費用の自己負担は、保険の種類や所得・年齢によって 訪問看護の費用は、訪問時間の長さによって異なります。
また、新規に訪問看護を利用する場合や、緊急時に利用する場合など、 特定の場面で料金の加算が発生します。

訪問看護にはそれぞれの内容で「単位」が定められており、1単位ごとの金額に応じて料金が決定されます。
下記は、介護保険を利用して訪問看護を利用する場合の、1単位を10円とした時の料金表です。

実際には地域によって1単位あたりの金額が異なるため、詳しくはお問合わせください。

※カッコ内は准看護師が指定訪問看護を行った時の費用です。
①訪問看護費
　20分未満312円/回 (281円/回)
　30分未満469円/回 (422円/回)
　30分以上1時間未満819円/回 (737円/回)
　1時間以上1時間30分未満1,122円/回 (1,010円/回)
　理学療法士等による訪問(20分)297円/回
(訪問看護の一環としてのリハビリテーションを中心としたものである場合に看護職員の代わりに理学療法士が行うことがあります)
・夜間または早朝の場合、若しくは深夜の場合
　夜間(午後6時から午後10時まで)25%増
　早朝(午前6時から午前8時まで)25%増
　深夜(午後10時から午前6時まで)50%増
・2人以上の訪問看護を行う場合
　30分未満の場合訪問看護費用＋254円/回
　30分以上の場合訪問看護費用＋402円/回
・1時間30分以上の場合300円/回

②緊急時訪問看護加算574円/月
③特別管理加算Ⅰ500円/月
　特別管理加算Ⅱ250円/月
④ターミナル加算2,000円/回
⑤初回加算300円/月
⑥退院時共同指導加算600円/月
⑦看護体制強化加算300円/月
⑧看護・介護職員連携強化加算250円/月

　※利用負担金2割の方は、この金額の2倍となります。
　※利用負担金3割の方は、この金額の3倍となります。

【訪問看護のご利用例】
≪85歳（女性） ・一人暮らし・要介護3≫
右大腿骨骨頸部骨折にて入院していたが、歩行可能になり退院。
介護サービスの他、訪問看護サービスを利用し在宅にて療養をすることとなる。
退院後は、看護師の訪問による入浴介助と訪問看護ステーションから派遣される理学療法士の訪問にてリハビリテーションをしていく。

≪利用しているサービスとその料金≫
　初回加算（初月のみ）3000円
　週１回　１日型デイサービス　9,742円
　週１回　看護師による訪問看護　（30分以上60分未満）8,190円
　週１回　理学療法士による訪問看護　（60分） 8,019円

こちらの方の1月あたりの利用料金を計算すると、以下の通りです。
それぞれのサービスを月に4回とすると、
　デイサービス9,742×4=38,968円
　看護師による訪問8,190×4=32,760円
　理学療法士による訪問8,019×4=32,076円

≪1か月間でかかる料金の合計≫
　3,000+38,968+32,760+32,076=106,804円

≪自己負担額（1割の場合）≫
10,680円　（106,804円の1割）